あなたが士業やコンサルタント、教育業や医療福祉の専門職や、経営者、管理職など、人を育成・サポートする役割にある方でしたら、クライアントさんや部下に対して、こんなふうに感じたことがあると思います。
「この人は能力は高いのにどうして惜しいところであきらめちゃうんだろう?
もったいないな~!!!」
「失敗しても誰も怒らないのにどうしてここまで失敗を怖がっているのかな?
過去につらい経験でもあったのかな?」
「すごく肩の力が入っているなぁ…
何とかしてリラックスさせてあげられないかなぁ?(゜-゜)」
「優秀な人なんだから、もっと自信もってやれば絶対もっと成果出るのに!(;'∀')」
仕事以外でも、例えばお子さんに対して「自信持ってやればいいのに!」ともどかしい思いをお持ちになる親御さんもいらっしゃることでしょう。
私は心理コンサルタントとして、のべ8,000人以上の個人起業家、経営者、ビジネスパーソンの心理コンサルティングを行ってきました。その中で常に感じてきたことは、十分に能力を持っていても、メンタル面の影響でその力がうまく発揮できていなかったり、自分で自分を追い込んでわざわざ力が発揮できないように無意識にしてしまっている――そんな方が、とても多いということです。
もしかしたら、あなた自身も人から
「もっと自信もっていいよ!」
「普段通りやれば大丈夫だよ!」
「リラックス、リラックス(*^^*)」
そんなふうに言われることがあるかもしれません。
スポーツの世界、中でもオリンピックで戦うようなトップクラスの選手たちは、メンタルトレーニングを非常に重視しています。
オリンピックに出るような超ハイレベル選手でも、本番で力を発揮できるメンタルがなければ成績を残せないからです。
実際、オリンピック中継を見ていても
「決勝ではリキミが出ましたね。」とか
「前半のミスを引きずらず、うまく立て直しましたね。」とか
最終的にはメンタル面が勝敗を分けている状況です。
そこが分かっているハイレベルな選手ほど、メンタル面の強化に力を入れています。
例えば、オリンピックで活躍するようなトップアスリートが「オレ、メンタル強いし何もしなくて大丈夫!」と普段はメンタル面には無頓着で、試合でミスをして落ち込んだ時だけ泣きながらコーチに相談する…そんな姿は想像しにくいですね。
普段から、集中力を高め、本番でしっかり成果が出せるように、多少のミスがあっても引きずらずに切り替えられるように、メンタル面の強化についてもコーチと相談しながら取り組んでいるはずです。
そのメンタルが土台にあるからこそ、身につけたスキルや技能が活かされるのです。
スポーツの世界では、成績上位のハイレベルの選手ほどメンタル面の強化やトレーニングに時間を割き、成績が下位の選手ほど、スキルや技能の習得に時間を割いているというデータもあるそうです。
ビジネスの世界も同じことが言えます。
どんなに専門知識や技能を持っていても、それを活かせるメンタルがなければ、結果はなかなかついてきません。
ビジネスの世界でも、メンタル面を重視し、自分自身をよりよい状態に保てる人が、その日の出来事や短絡的な結果や相手の反応に一喜一憂することなく安定的に成果を出し続けることができます。
そして、成果を出せたことがさらなる自信になり、さらなる成果へとつながっていきます。
メンタル面の強化――そのために必要なのが、心理学の知識とスキルです。
しかし、トップアスリートの世界とは違って、ビジネスの世界ではまだまだメンタル面の強化という発想は一般的ではないようです。
それどころか、メンタルというと
「しんどくなったら相談する」
「弱い人に必要なもの」
そんなイメージをお持ちの方すらいらっしゃるようです。
心理学を学ぶことなく、しんどい時だけ気晴らしや気分転換のようなその場限りの方法でごまかしたり、対処療法的にその場だけ問題解決の方法を教えてもらう。そして、喉元が過ぎれば日常的にはメンタル面の強化には無頓着でほったらかし…
それでは、安定的に成果を出すのは難しく、行動にムラが出たり、成果が長続きしません。
例えば、あなたがせっかくクライアントさんや部下のために必要な知識を持っていても、感情的になっている相手に巻き込まれてイライラした口調になってしまい、信頼関係を構築できない…
これではクライアントや部下の成長は望めません。
あなたがせっかく相手を励まし勇気づけるストーリーを持っていても、講演で予想外の質問に冷や汗タラタラしどろもどろ…
これではお客さまは励まされるどころか、心配になってしまいます(;^_^A
あなたがせっかくお客さまの人生に役立つ素晴らしい商品やサービスをセールスしていても、「断られたらどうしよう…」「高いと言われたら…?」と不安でいっぱい…
これでは、お客さまに必要な商品やサービスをお届けできません(T_T)
心理学を学べば、まずあなた自身が持っている知識やスキルをさらにラクに活かせるようになります。
そして、「人間の心理ってこうなっているから、こんなふうに目標設定するとより能力が発揮されやすいんだな!」などと、自分自身のために学んだことを、そのまま人の育成・サポートに活かすことができます。
すると、あなたのクライアントさん、生徒さん、患者さん、部下、お客さまも、するするとラクに成果が出せたり、無理なく行動や決断ができるようにサポートすることができるのです。
自分自身のことも、相手のことも、同じ「人間」ですから、心理学を学び、人間心理が理解できるようになると、それは一生もののスキルです。自分自身のセルフコントロールにも、他人との人間関係にも役立ちます。
ビジネスにもプライベートも、無理なく自然体でラクにうまくいくようになるのです。
さらに、ITがますます発達するこれからの時代は、情報や専門知識を使った作業や手続きはどんどんAIにとって代わられていきます。その時、人間に求められるのは、AIにはできないこまごまとした複雑な作業や、対人折衝能力やコミュニケーション力、ホスピタリティが問われるような人間関係力となります。
以前であれば、資格があれば安泰といわれた士業や医療専門職などの人材も、既に、食える人と食えない人の二極化が始まっています。
そのため、士業や専門職の間で「単に手続き業務だけではなく、対人折衝能力やコミュニケーション力を磨いて、もっと顧客に寄り添えるコンサルティング能力を上げたい。差別化を図りたい」というニーズが高まっているのです。
その時に役立つのが心理学です。
心理学を学ぶことで、
そのような成果につなげることができます。
ライフキャリアサポートでは、士業・コンサル、講師業・人材育成業、医療福祉専門職、対人援助職、経営者・管理職・人事総務、営業職・ひとり起業家など、人を育成・サポートする役割の方に特化した心理学セミナーを開催しております。
NLP、コーチング、臨床心理学の知見を融合した独自のコンテンツで
の3つの特徴により、人の育成・サポートをする職種の方に欠かせない「人間関係力」と、「セルフコントロール力」を同時に高めます。