成果を出すために欠かせない、効果的な脳の使い方(脳のトリセツ)を心理学・脳科学的に解説します
気合や根性に頼るのではなく、正しい方法で無理なく楽しく成長を実感しながら、成果につなげていきましょう
私たちはみな脳という高性能のコンピューターを持っています。
しかし取扱説明書が付いていないので、たまたまうまく使いこなして能力を引き出している人もいれば、間違った使い方をして能力を引き出せないばかりか、逆効果や悪循環に陥っている人もいます。
その違いを生み出しているのは「知っているかどうか」です。
どんなに才能があっても、間違った脳の使い方をしていたら、その才能を引き出し、活かすことはできません。
また、知っている人はなぜ知っているのかというと、多くは幼少期の親の影響など、周りの人の影響です。
例えば、子どものころ、周りにいた大人たちが脳をうまく使いこなし、楽しく成果を出していたら、そのような大人たちをモデリングし、無意識に効果的な脳の使い方を身につけ、成果を出すことができます。
逆に、周りにいた大人たちが間違った脳の使い方をしていたら、無意識に効果的ではないやり方を「正しいやり方だ」と勘違いし、身につけてしまいます。
良くも悪くも、このような環境の影響は大きく、そして、気付きにくいのが特徴です。
人間は、自分と同じような価値観・考え方の人に親近感や「理解してもらえる」という安心感を覚え、似た人同士でつるむことが多いですから、自分自身のパターンに気づかないまま、過去に身につけたパターンの影響を、良くも悪くも一生受け続けるのです。
しかし知識を得て、自分自身のパターンに気付き、客観視できれば、変えたいところは変えることができます。
この教材では、脳のトリセツ(取扱説明書)4項目を紹介します。
経営者・管理職の方は、ご自身の成果アップだけではなく、チームメンバーの指導にもご活用いただけます。