やりたいことは、やりたくないことの中にある!?

最近コーヒーにハマっています。

動画でもご覧いただけます

家の近所のコーヒー屋さんで、
樽に入った生のコーヒー豆が
30種類ぐらい並んでいて、
その場で焙煎してくれるんです。

半年ほど前にこのお店を見つけてから、
5～6種類ぐらい飲み比べてみました。

「同じコーヒーでも
豆や焙煎の仕方によって
こんなに味わいが違うんだ！」と
驚いています。

コーヒー＝苦い、とか
コーヒー＝香ばしい香り、とか
人それぞれイメージがありますよね。

でも、実際は
同じコーヒーでも、
一つ一つ全く違います。

このお店で買うようになって
その違いがよく分かるようになりました。

同じコーヒーというカテゴリで
語っていいものか？というくらい
違いがあります。

実に奥深くて面白いです。

コーヒーとキャリアデザインの
意外な関係!?

キャリアや仕事も同じです。

「営業はこんな仕事」とか
「介護はこんな仕事」とか
「サラリーマンはこうで、
フリーランスはこう」とか、

職種や雇用形態によって
ひとくくりに語られることが
よくあります。

もちろん正しい部分もありますが、
実際には同じ営業職でも
会社によっても、
扱う商材によっても、
一人一人のスタンスや
価値観によっても
どんな仕事かは違います。

サラリーマンでもフリーランスでも
いろんな人がいます。

自分が持っている
「この仕事はこう」という先入観で
自分の可能性を狭めないことが
大事ですね。

たとえば、
「営業はしんどそうだし、
自分には合わない」と思い込んでいる
クライアントさんのお話の中で

嬉しかったエピソードとして
「友だちの話を聞いて、
これあげたらきっと喜ぶだろうな！という
相手が知らないものを見つけて
プレゼントするのが得意」という
お話が出てきたりします。

相手が自分でも気づいていない
潜在的なニーズに気付き、
そのニーズを満たすものを
届けてあげる。

――これはまさに営業ですよね！

そういうことに気付くと、

その方の中で
営業＝ノルマ、とか
営業＝押し売り、とか
営業＝しつこくて嫌われる
みたいなカテゴリに入っていて、
眼中になかったのが、

「あれ？営業の中にこそ、
自分がやりたい働き方が
あるのかも？」と、
選択肢が広がります。

営業職の求人はとても多いですから、
それらすべてをごっそり思い込みで
「営業はナシ」と
最初から除外していたら
選択肢が狭まってしまいますよね。

また、起業したり、
フリーランスとして働くときにも、
営業のスキルや経験があると
とても役立ちます。

「営業は苦手。できない」と
自分の先入観だけで
自分の可能性を狭めてしまうと
とてももったいないです。

やりたいことや
自分にとって必要なことは、
自分の思い込みで「これはナシ」と
除外してしまっている中に
埋もれていることがよくあります。

その思い込みに気付くと
本当のニーズをかなえる生き方をつくる
ヒントが見つかりますよ。

ちなみに
冒頭でお話ししたコーヒー店は、
ご高齢のご夫婦と娘さん(多分)の3人で
営まれている小さなお店です。

大将はかなり耳が遠くて

というやりとりをして
冒頭の写真も撮らせていただきました。

ありがとうございます！

そういうやりとりも、
アットホームで楽しいですね。

味や香りの好みを伝えて相談すると
色々教えてもらえて、
世界が広がって面白いです。

自分に合うキャリアや
生き方を探したり、
自分の思い込みに気付くことも

「自分に合うキャリアを
見つけないとダメだ！」みたいに
必死のパッチでやるんじゃなくて、

「へー。こんな働き方もあるのか。
奥深いなぁ」とか
「次はどんな発見があるかな」と
楽しんでいけたらいいですね。

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常光瑞穂（じょうこうみずほ）
キャリアコンサルタント／心理コンサルタント
経営者・ビジネスパーソンが本当のニーズをかなえるための生き方デザインをお伝えしています。

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