そんなふうに思うことはありませんか。
働く人を対象にした調査によると、6割以上の人が「仕事や職業生活に悩みや不安、ストレスがある」と答えています。また、ストレスの原因として一番多いのは「人間関係」で、仕事や職業生活にストレスを感じる人のうち、4割以上がストレスの原因を「人間関係」と答えています。
出典:厚生労働省 労働者健康状況調査
こんなデータを見ると
「世知辛い世の中だなぁ…」
「ギスギスした職場が多いんだなぁ…」
「やっぱり人間関係って難しいなぁ…」
こんなふうに感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実はこの数字は、何も悪いことではないのです。
それは、人間がストレスを感じるのは、「その人が大切に思っていること」だからです。
例えば、ひいきのスポーツチームがある方は、そのチームが負けると「悔しい!」と思ったり、がっかりしたりします。
大阪在住の私は、たまに電車の中で阪神ファンに囲まれることがあります。
縦じまのド派手なユニフォームを着て、メガホンを持ち、タオルを首から下げた集団です。
その様子を見ていたら、「あ、今日阪神負けたんだなぁ~。疲れた顔してるなぁ。」もしくは、「今日は勝ったみたいだな。みんな楽しそう!」と、勝敗をスマホで調べなくてもすぐに分かります。
そして、阪神ファンの人たちが負けて悔しそうにしている様子も、どこか楽しそうだなと感じます。「大人になってから、こんなに夢中になれることがあるっていいな」とか、「一緒に趣味を共有できる仲間がいていいな」と、ほほえましく思うのです。
つまり、阪神ファンが「阪神負けた!悔しい!」と思うのは、阪神が好きだから。阪神の勝敗がその人にとって大切だからです。
野球に全く興味がない人は、どこのチームが勝っても負けても何も感じません。負けた時の悔しさもなければ、勝ったときの喜びや仲間との一体感も感じないのです。
人間はどうでもいいと感じていることに対しては感情が動きません。
仕事にストレスを感じる人が多いのは、仕事が多くの人にとってどうでもいいことではなく、「仕事を楽しくしたい」、「同じやるなら成果を出したい」と考える人が多いことの表れでもあります。
仕事は、ほとんどの人にとって一日のうちのかなりの時間を費やすことですから、これは当然のことですね。
同じように「人間関係がストレスだ!」と感じる方は、『人間関係を大切に思っている方』なのです。決して、人間関係が嫌いな方や苦手な方ではありません。
もし、あなたが人間関係にストレスや不安を感じているとしたら、それは「人間関係をよりよくしたい!」と大切に思えばこそです。他人に全く興味のない人、人との関係なんてどうだっていいという人は、人間関係のストレスは感じないのですから。
では、その人間関係を築くための大切なツールである、コミュニケーションについてみてみましょう。
97%は悩んでいます…
20代~60代の方を対象にした調査によると、自分の想いを十分に他人に伝えられていると感じている人は、2.7%しかいません。
残りの97.3%は自分の想いを十分に伝えられていないのです。
【出典】
「日本人女性の “想い” と “言葉” に関する 調査」
対象:全国の20代~60代の女性600名
- 株式会社アテニア
なぜビジネスパーソンに心理学が必要なのか?
そのように、想いを言葉にできなかったことで後悔した人は6割以上にのぼります。
【出典】
「日本人女性の “想い” と “言葉” に関する 調査」
対象:全国の20代~60代の女性600名
- 株式会社アテニア
一方で、「周りの人には想いを言葉にして伝えてほしい」と感じている方が8割以上、「想いをストレートに伝えてくれない人より、伝えてくれる人が好ましい」と感じる人は9割以上になります。
ここに大きな矛盾があります。
自分は想いを伝えられないのに、相手には「想いを伝えてほしい」と思っている人がほとんどだということです。
こういった矛盾があるところは差別化のポイント。チャンスです。
つまり、世の中には「想いを伝えられる人」が圧倒的に足りていないのですから、あなたが「想いを伝えられる人」になれば、一気に相手から「好ましい」と思われ、求められる人になれるのです。
逆に、自分は伝えられない人のままで、相手に「伝えてよー。」「言ってよー。」と思っていると、その他大勢のままで差別化は図れませんし、「相手に想いを伝えてほしい」という願いは一生叶うことがないでしょう。
しっかりと自分の想いを言葉で表現し伝えられる人は、ビジネスでもプライベートでも人から好かれ、求められます。誰もがそんな人と一緒に仕事をしたい、時間を過ごしたいと思いますからね。
自分の想いを言葉で表現できるというコミュニケーションスキルを手に入れると、それだけで幸せな人間関係を築くことができるのです。
ではなぜ、想いが伝えられないのでしょうか?
多くの人は「言い方が分からないから」「なんと伝えていいのか分からないから」と答えます。
しかし、実はそれは違うのです。
想いが伝えられない本当の理由は「自分の想いが分かっていないから」です。
心理コンサルティングを受けたクライアントさんのほとんどが、「『伝えているのにうまく相手に伝わらない』『伝え方がよくないからだ』と思っていたけど、実際にはそうではなかった。自分の本当の想いが自分でも分かっていなかった。自分で分かっていないものを相手に分かってくれと求めてもそれは無理でしたね。」こんなふうにおっしゃいます。
想いが伝えられない本当の理由は、「自分の想いが自分で分かっていないこと」そして、「自分の想いが自分で分かっていないことに、自分で気づいていないこと」です。
二つのコミュニケーション
ここに二つのコミュニケーションという図があります。
外的対話とは、相手との対話のことです。
内的対話とは、自分自身との対話、自分の質問に自分で答える対話のことです。
世の中のほとんどのコミュニケーション研修や書籍では、「外的対話」を扱います。
しかし、相手に想いを伝えようとしたら、「どんな言い方で伝えるか」よりも、「自分はどんな想いなのか」「なぜ今それを相手に伝えたいのか」という中身が正しく伝わることの方が大切です。
例えば、誰かにプレゼントを渡そうとするとき、「どんなラッピングで贈るか」も大切ではありますが、それよりも「何を相手に贈るか」「なぜ今それを相手に贈りたいのか」という中身が大切でしょう。
それと同じで、教科書通りのそつのない言い方で分かりやすく伝えても、全く想いが相手に届かないこともありますし、逆に、言い方はぶっきらぼうでも、想いが相手に届くコミュニケーションもあります。
しかし、多くのコミュニケーション研修や書籍では、ラッピングの部分である「外的対話」に多くの時間を割きます。ロールプレイなどの実習は一見実践的に見え、その場ではうまく想いが伝えられたように感じられ「よし!現場でもやってみよう!」と勇気がもらえます。
しかし、いざ日常生活に帰ってみると、「あれ?あの時は『これからは勇気を持って相手に伝えるぞ』と思ったのに、どう言ったらいいかまた分からなくなってしまった…」こんなことが起こります。
それは、コミュニケーションに必要なのは、勇気ではなく「自分の想いに自分で気づく力」だからです。
つまり、「外的対話」以上に、「内的対話」が大切なのです。
内的対話とは、自分自身との対話、自分の質問に自分で答える対話のことです。
私たちは一日5万回以上、無意識に脳内でこの「内的対話」をしています。
ある人の頭の中では、
「一歩一歩行動していけばいつかできるぞ」
「一度であきらめずに淡々と粘り強く取り組んでいこう」
「できないことよりできることを見つけていこう」そんな内的対話が行われています。
別のある人の頭の中では
「頑張ってやってみたけど、うまくいかなかったからもう無理だ」
「自分には向いていないんじゃないか」
「どうせ自分にはできないんだ」そんな内的対話が行われています。
どちらも無意識に一日5万回以上、そんな言葉が頭の中で繰り返されているのです。
どちらの人が成果が出やすいか、自分らしく幸せな人生を送れるかは明らかですね。
しかし、この内的対話は多くの場合無意識ですので、自分で自分にどんな言葉をかけているか、それによって自分がどんな感情になっているか、自分の中にどんな想いがあるのか、ほとんどの人は自分で分かっていないのです。
自分の中の想いが分からない状態で、他人とコミュニケーションを取っても、本当の想いが伝わるわけがありません。
また、内的対話が似た人同士では、言葉足らずでもあうんの呼吸で通じることもあります。逆に、内的対話が全く違う人同士では、同じ言葉を使っていてもその言葉の定義が全く違い、どんなに言葉を交わしても通じ合えないこともあります。
幸せな人間関係を築くためには、まず、自分自身の内的対話に気づく必要があるのです。
そして、自分自身の内的対話に気づくには心理学の理解が必要です。
「自分の想いに気づくぞー」という意気込みだけではダメで、自分の内的対話に気づくための方法論をしっかり学び、理解するのが近道です。
『内的バージョンアップ』心理学の中では、その方法をレクチャー、ワーク、ディスカッションを通じてお伝えし、体感して身につけていただきます。
ほとんどの人が3か月で自分の想いに自分で気づけるようになります。すると、コミュニケーションがずっとラクに、伝わりやすくなります。
その結果、例えば、士業やセールスパーソン、ひとり起業家の方であれば、自分のサービスの価値を言葉でしっかり伝えられるようになります。
これまでの受講者の方は、たった一回の価格交渉で単価を100万円アップし、講座参加費の3倍を一週間で回収された方もいらっしゃいます。
また、新規契約が1週間に2件すんなり決まった方、単価を4倍にしたにもかかわらずお客さまから「安すぎるよ」と言われた方もいます。
これまで、「売上を上げたい」と取り組まれた方はすべて目標達成され、適正な価格を受けとりながら、お客さまに喜ばれ、価値を提供できるようになっています。
経営者の方であれば、自分の想いを社員に伝わるように言葉で表現することができるようになります。その結果、社長の想いに共感し、同じ方向性で自分もキャリアアップしたい、お客さまに価値を届けたいというスタッフだけが残り、バラバラだった社内が同じ方向性を向いてまとまるようになります。
長年の親子関係や家族関係の葛藤が3か月でスッキリし、家族仲良く過ごせるようになったという方もたくさんいらっしゃいます。
また、不安でいっぱいでお子さんを押さえつけるようなコミュニケーションをしていた親御さんが、ご自身の不安をコントロールすることができるようになり、お子さんの夢を応援できるようになり、親子仲が劇的によくなった、そのようなケースも多いです。
婚活や恋愛においても、自分の想いを伝えられるようになり、リラックスして婚活を楽しめるようになった結果、本当に自分に合う方とのいいご縁に恵まれた、そのような方もいらっしゃいます。
また、自分の想いに気付けるようになると、セルフコントロール力も上がります。健康を害するほど長時間仕事をしていた人が、家庭も仕事もどちらも大切にできるようになるなど、バランスのとれた充実した生活も手に入ります。
過去最高の売上成績を上げて表彰されたのに、これまでになく早い時間に家に帰って家族団らんを過ごせるようになった、そんな方もいらっしゃいます。
『内的バージョンアップ』心理学講座で、自分らしく幸せに成果を出すための心理学を学ぶことにより、どんな方でも自分の想いに気づき、セルフコントロール力が高まり、自然体で無理なく得たい成果を手にすることができます。
さらに、コミュニケーション力が高まり、自分らしく自分の想いを表現しながら、幸せな人間関係が手に入ります。
まずは半日の体験セミナー&説明会からご参加ください。
あなたの幸せな未来を一緒に実現していきましょう。