心理コンサルタントの常光です。

『「山奥ニート」やってます。』
という本を読みました。
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住人5人・平均年齢80歳以上の
山奥の限界集落に移り住んだ
ニートたちの日常生活が
つづられています。

たくさん気付かせていただいたり、
共感したりしながら、
夢中で読み終えました。

人それぞれ、自分に合った履き物がある

なかでも、
この共同生活の場の創始者である
山本さんという方の言葉が
しみました。

引用してご紹介します。

--------------
人にはそれぞれ、
自分に合った履き物がある。

なのに、今は既製品の靴に、
無理に足を押し込んで履いている。

だから、歩いているうちに
すぐ足が痛くなる。
それじゃダメだ。

靴に足を合わせるんじゃなく、
足に靴を合わせなきゃいけない。

昔わらじを自分で編んだように、
自分に合わせた履き物を作る。

そうすれば、足は傷つかず、
どこまでも歩いていける。

自分専用のわらじをじっくり作る、
そのための時間と場所が必要だ。

『「山奥ニート」やってます。』
石井あらた著 光文社 より引用
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--------------

山本さんは、
長い間養護学校の先生をされていて、
退職後、
山奥に障がい者支援施設を設立。

その代表を引退した後、
ニートやひきこもりなど
いろんな生きづらさを抱える人たちが
定住できる居場所を作ろうと
この場所を設立されたそうです。

しかし、この本の著者である
石井さんたちニートが
移り住んで来てから数日後に
亡くなられてしまいます。

その後の運営は
住人である山奥ニートの方々が
試行錯誤しながら
続けてこられています。

きれいな川で
カヌーをやっている様子などが
Twitterに紹介されていて
「わー!いいなー!」と思わず
笑顔になりました(^-^)

こちらの写真は山奥ニートの方々ではなく、私が洞爺湖で遊んだ時のものです。

幸せになるためのシステムで
不幸になるのはおかしい

私は仕事上、様々な方々の
お話をお聞かせいただきますが、

「人間が快適に暮らすために
制度やシステムが作られたはずなのに、
いつの間にか
制度やシステムに合わせなければ!と
人間の方が縛られて
窮屈になっているのは
本末転倒だなぁ」

と感じることがよくあります。

それどころか、
「制度やシステムに
合わせられなければ人としてダメだ」
みたいに思いこんでいる方もいます。

この山本さんのお言葉を借りれば、

既製品の靴に合わせて
足が痛くなってるけど
靴を変えないで

「この靴に合わない足が悪い」
「こんな足に生まれてきた自分が悪い」と
言っているようです。

本当に本末転倒だよなぁと
改めて感じました。

合わなければ作ったらいい

既製品の靴が合う人はいいけど、
合わない人は
自分でわらじを作ったらいいんですよね。

ま、わらじじゃなくて
スニーカーでも
下駄でもスリッパでもいいんですけど(笑)。

既製品の靴がぴったり合って
履きやすい人、

既製品の靴が
そもそも全然入らない人、

既製品の靴が
履こうと思えば履けるけど
微妙に合わなくて
周囲からは分からないんだけど
実は痛かったり
歩くのがとても大変で疲れている人、

いろんな人がいて、
どの人がいい悪いじゃなくて
根性論でどうするべきでもなくて、

「生まれつきいろんな足の
形の人がいますねー」という
ただそれだけのこと
なんだろうなと思います。

ニート成分高めな私の毎日

この本に非常に共感したように、
私自身も生まれつき
ニート成分が高めだなと感じます。

「毎日8時から17時まで
同じ場所に出勤し続ける」と
いうことがどうしても
できない性分です。

銃で脅されて「やれ!」と言われたら
できるかもしれないけど、
多分めちゃくちゃ疲れてきて、

2週間くらいで
「もう疲れたからいいやー。
よし!その銃でひと思いに
やっちゃってください!」と
銃で脅している人に
頼みそうな気がします。

2週間で人生を早くあきらめすぎ!(笑)

でもそのくらいなぜか苦手なんです。

電話応対もできませんし、
会議も雑談も苦手。

マウンティング合戦も苦手。

ニートになってても
全然おかしくないよなーと
思います。

今はいろんな方のご協力と
偶然のたまもので
個人起業家という生き方ができて
好きな時間に好きなことして
お金までいただいて
奇跡的にありがたい話です。

このように私は決まった時間に
決まったことをするのが
人よりだいぶ苦手なので、

基本的に、
寝る時間も起きる時間も決めずに
眠くなったら寝て、
目が覚めたら起きて、
やりたいときに
やりたいことをしています。

それが私にとって一番効率がよく、
私の足に合うわらじの形
なんだろうなと思います。

大体朝4時~6時の間に
自然と目が覚めて、
家族が起きてくる前に一仕事して、

6時ごろ朝ごはん食べて、
洗濯機を回して、
仕事して、
洗濯物を干して、
体操して、

読みたい本を読んでいたら、
おお!この本を
メルマガで紹介しよう!と、
いつの間にか仕事になっていて、

Netflixを見ながらお昼を食べて、
このNetflixのドキュメンタリーも
セミナーで紹介したら
面白そうだなぁ…と
資料を作り始めて
またいつの間にか仕事になっていて、

スポーツジムに行ったり、
メールチェックしたり、
在宅勤務の秘書さんに
お仕事依頼したり、
SNSを見たり投稿したり、

秘書さんの仕事の進み具合に
「なんたる敏腕秘書ぶり!」と
感動したり、
サウナ行ったり、
夜ご飯を食べたり、

仕事なのか趣味なのか家事なのか、
いろんなことを
ミルフィーユ状に織り交ぜて、
そのうち夜が来て疲れたら寝る
という日常です。

朝3時になぜかパッチリ目が覚めて
ものすごい集中力で
セミナーのコンテンツが一気にできて、
朝7時過ぎには
「今日一日の労働は終わったな!」
という日もあれば、

朝7時ごろに起きて、
サラリーマンの在宅勤務の人と
同じ感じかな?というような
一日の時もあります。

何曜日が仕事とも
休みとも決まっていないので、
好きな時に旅行に行きますし、
旅先でも仕事をします。

月に7日間は
顧問先企業さんへ訪問する
固定の仕事がありますが、
大体午後からの数時間ですし、

月に3~5日程度は
自分が主催するセミナーを
やっていますが、

大好きな心理学の知見について
まとめたり考えたり、
学びたい人にお伝えして
喜んでいただいて…

という流れなので、
もはや趣味なのか仕事なのか
判別不能な何かと言う感じです。

一応マジメなセミナー中の風景です。

そんな日常を送っているので、

たまにショッピングに行って
店員さんから
「お仕事帰りですか?」と
聞かれると、

自分の中で「仕事の日/休み」
という区分があまりないので、
何を聞かれているのか
一瞬分からなくなって

「えーと…今日私
仕事だったのかな?」と
初対面の店員さんに思わず聞き返して
頭おかしい人みたいに
なるときもあります(笑)。

店員さんは
「やばい人に話しかけてもたー!!!
こわ!こわ!こわ!」って
なってると思います。

毎日出勤して
決まった時間に仕事している人って
神なの?

顧問先の一部上場企業さんに
毎月訪問するたびに、
ドラマのようにきれいな社屋で
朝から晩まで毎日決まった時間に
皆さんビシッとお仕事されていて
ほんとすごいな~!と思います。

でも、どんな素敵な靴も
万人の足に合うようには
できていないように、
どんな素敵な会社さんにも
合う人と合わない人はいます。

超一流企業に入社し、
まるでブランド物の
憧れの靴を履いて、
自分にぴったりで嬉しい!と
楽しそうな人もいれば、

家族や親せきからは
「一流のブランドのいい靴が
はけてよかったね。」と
言われているけど、
実は自分の足に合ってなくて
靴擦れで毎日痛くて
泣いているというような人もいます。

靴が悪いわけでも、
足が悪いわけでもなく
ただただ相性だったり、
タイミングだったり、
その時のチームメンバーとの
巡り合わせのことも多いです。

今はいている靴が合わないとしても
あなたが弱いわけではない

ニート成分高めな私が
毎日定時にバシッと仕事している方の
相談を聴いているのも
不思議なものだなぁと思います。

クライアントさんから、

「毎日片道1時間以上かけて通勤して
朝8時から18時まで
ずっと忙しく仕事をして
それを毎日月~金まで繰り返して、
家族の介護や子育てもして、
疲れて子どもにイラっとして
怒鳴ってしまったことがあって、
もっと頑張ってる人も
いっぱいいるのに、
こんな弱い自分が情けなくて…」

なんてご相談をお伺いすると

「いやいやどこが弱いんですか!
そんだけ出来れば
つよつよですよ!」と
ビックリします。

弱いというより
目標高ーーー!!!という感じです。

これだけやっている人に
もっとできるようになる
アドバイスなどあるわけもなく、

「いやー。
○○さんすごいですよー。
私なんて2時間同じ事続けてたら
疲れちゃって途中で
サウナ行ったり、
昼寝したりしてますよー。」

「え?そうなんですか?
常光さんは
セミナーとかいっぱいしてて、
うちの会社以外にも
いろんなところに行ってはるし、
一日中お忙しくされてて
すごい方だなぁーと思ってました。
なんか安心しましたー。」

と言うようなやりとりで
終わったりします。

実は自分で靴ひもを
強くしめすぎていただけだった

毎日の勤務時間の枠は
変えられなくても、

「一日8時間ずっと
生産性高く
仕事をしなければ!」とか

「オンオフの切り替えを
はっきりしないと!」とか

自分自身にかけている
謎のプレッシャーや
縛りを外すだけで、
業務内容も勤務時間も変わらずに
ラクになられる方も多いです。

そういう方の場合は、
その人の足を締め付けていたのは
合わない既製靴ではなくて
自分自身の中の思い込みだった
ということですね。

靴はあっているのに、
靴ひもをきつく縛りすぎ、
というような。

調子の悪い日に
「こんな自分じゃダメだ―!」
ではなくて、

「うーん、今日はなんか調子悪いから
最低限のことだけやって
ヨシとするかー。
こんな日もあるある。
常光さんなんて昼寝したり
サウナ行ったりしてるんやから
毎日会社来てる私って
めっちゃえらいやん!とか
思えてラクになりましたー!」

などと言っていただけて、

私のニート成分が
こんな形で誰かのお役に立てるとは
思ってもみない喜びです(^-^)

ムリしないことが
一番の生産性アップ!

心の中で自分のコンディションに
合わせたやり方を受け入れるだけで
ずいぶんストレスが減り、

結果的に
「いつもがんばらねば!」と
張りつめていた時より
生産性も上がった
という方も多いです。

その人もハッピー、
会社もハッピー、
みんな幸せです(^-^)

みんなに理解されようとするのは
やめよう

もちろん、
私のやり方が
一般的とは思わないですし、
みんながこうするべきとも
全然思わないです。

むしろ日本人みんなが私みたいだったら、
電車が定時に来ないし、
コンビニも気が向いた時だけ営業とかで
すごく不便になりそうなので、
そんな国はイヤですね。

苦にならずに楽しくできる人は
8時間みっちり仕事して
頑張って日本を支えてくださいと
勝手ながら思っています(笑)。

でも、既製のシステムや
生き方が合わないんだったら、
自分が壊れてまでも
それを守る必要はなくて、
その人に合ったシステムや生き方を
作る人もいていいなと思います。

「それを世の中の
一般的なシステムにしよう!」
「全員に理解してもらおう!」
と思うのは無理がありますが、

自分一人ぐらい
居心地良く楽しく暮らせる
システムなら
作ることはできますよ。

いきなり既製のシステムから
外れるのが怖かったら、

心の中で自分に合った考え方を
取り入れるだけでも
随分と生きづらさが減ります。

血だらけの足を責めないで、
まずは
「わー。足にあってないね」と
現状をニュートラルに理解して、

「こんなに痛いのに
よく頑張ってきたんだねー」と
ねぎらってあげることから
始めましょう。

必ずもっと合う靴は
見つかりますし、作れますから。

ニート気質のはずが
気がつけば結構働き者

ちなみに、こんな
好き勝手なスケジュールで
やっている私ですが、

仕事が趣味のようなところもあるので、
トータルすると結構働いていて
サラリーマン時代より
税金も納めるようになりました。

別にたくさん稼いで
税金を納めた方が偉いわけでは
ないですけどね。

「8時間会社にいなきゃ!」とか
「社会システムに
自分を合わせなきゃ!」という
エネルギーが全く必要なく、

好きなことで好きなように
価値を生み出すことに
全エネルギーを使えるので
非常に効率がいいなぁと感じます。

身体にも無理がかからないのか
大きな病気にもならず、
起業して17年間で
固定の仕事を休んだのは
インフルエンザに罹った2日だけです。

なので、ニート気質は
あまり外からは見えず、
「勤勉な仕事好きの人」と
思われていることも多いようです。

人の印象や評価なんて
いい加減なものですね。

会社勤めは1年3か月しか
したことないですが、
しょっちゅう病気や
体調不良になっていたので、
あのまま続けていたら
本当に生産性の低い社員に
なっていただろうなと思います。

新卒でお世話になった会社のためにも
日本のためにも、
よかった、よかった(^-^)

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