心理コンサルタントの常光です。

今日は本から引用して
面白いデータをご紹介します。

アメリカで、
銀行や航空会社、携帯電話会社で
電話で顧客対応をする
3万人の社員さんのデータを分析し、
生産性にかかわる要因を調べました。

すると、これまで転職を
繰り返していたかどうかなどの
職歴は生産性に関係なく、

仕事に応募したときに
使っていたウェブブラウザが
生産性に影響していたそうです。

インターネットエクスプローラーを使う人は生産性が低い?

その仕事に応募したときに
ファイアフォックスまたはクロームの
ブラウザを使っていた人の方が、
インターネットエクスプローラーまたはサファリを
使っていた人よりも、

欠勤率、離職率が低く、
より短い労働時間で売上が高く、
顧客満足度も高い
ことが
分かったそうです。

コンピュータに詳しいからできるわけではない

さらに面白いことに、
両者の間で
コンピュータの知識や
入力速度や精度などのスキルに
目立った違いはなく、
テクノロジーに詳しいから
成果が出せているわけではない

という結果でした。

生産性の違いを生み出したのは、
ブラウザを「どのように」
入手したのか
というポイントです。

パソコンなら
Windows にはインターネットエクスプローラーが、
Macにはサファリが
あらかじめ標準装備のブラウザとして
インストールされています。
(注:ただし、Windows10以降は
Windowsに標準搭載のブラウザは
インターネットエクスプローラーではなく
Microsoft Edgeに変更されています。)

インターネットを見るなら、
その標準装備のブラウザで
十分に事足りるはずです。

ファイアフォックスまたはクロームを
使っている人は、
標準装備のブラウザではなく、
別のブラウザをわざわざ
ダウンロードして
インストールしたということです。

この
「あるものをそのまま使うのではなく、
自ら行動を起こして
よりよい選択肢がないか探し求める」

という行動パターンが
より高い生産性につながっているのだと
この調査では結論付けられています。

使っているブラウザから見える行動パターン

つまり、
インターネットエクスプローラーや
サファリという標準装備のブラウザを
そのまま使う人は、
仕事に対しても
同じ方法をとることが多かったのです。

マニュアル通りに仕事を進め、
苦情に対しても
決まった手順で対応します。

会社側から提示された業務内容を
固定したものと捉えるため、
仕事に不満を感じるようになると
欠勤し、離職する割合も高くなります。

一方で、自発的に
ファイアフォックスまたはクロームに
ブラウザを変更していた人は、
仕事に対しても
よりよい選択肢がないか
探し求める傾向があります。

商品を売ったり、
顧客の疑問点に対応したりする
新しい方法を常に探し、
マニュアルや決まった手順より
よい方法があればそちらを採用します。

仕事に不満を感じると
自発的に環境を改善していくので、
自分の好みの仕事を作れるため、
離職率も低くなります。

しかし、
こういう人は少数派のようです。

この調査でも、
標準装備のブラウザを
使っていた人が三分の二でした。

つまり、
「ありもの」を何の疑問もなく
受け入れる人の方が
多数派ということです。


出典:
『ORIGINALS 誰もが
「人と違うこと」ができる時代』
アダム・グラント著 三笠書房
https://amzn.to/3lNYnEN
※リンク先はamazonです。


 

なるほど~!

面白い調査ですね!(^-^)

特に、
テクノロジーに詳しいから
標準装備ではないブラウザを
使っているという訳ではなく、

「もっと使いやすいものはないかな?」と
知的好奇心を持ち
「探せば何かあるはずだ」と
信じて行動を起こせるから、

結果的に標準装備以外のブラウザを
使っているだけ、
という点が面白いなと思います。

インストールすべきはブラウザではなく行動パターン

この結果だけを見て
「そっか!
私も今日からクロームにしよ!
これで生産性アップ!」と
ブラウザだけを変えても
全く意味がないということです。

インストールすべきは
ブラウザではなく
ありものや現状を
そのまま受け入れず、

「もっといいやり方があるはず」と
好奇心をもって行動する
行動パターンということです。

今、私ちょっとうまいこと言ったんじゃね?ドヤ顔(笑)

つまり、
インターネットエクスプローラーまたは
サファリを使っているからダメ、
なんてことももちろんなく、

「いろんなブラウザ試してみたけど
やっぱ私にはサファリが
一番使いやすいわ!って、
結果的に元に戻って落ち着いた」

という人であれば、
きっと生産性は
かなり高いはずですね。

逆に言うと、

「クロームを使っているけど、
パソコンの設定は
全部家族にやってもらって、
家族がクロームに変えたから
私はそのまま使っているだけ」

という人であれば、
残念ながら、
あまり生産性は
高くないかもしれません。

原因と結果を間違えないようにしよう

成果を出している人を見て
「あの人は○○に詳しいから
できるんだ。私には無理」

そんなふうに
感じることもあるかもしれません。

でも、最初から
何かに詳しい人や
できる人などいません。

何かに詳しい、
できるというのは
成果を出せる要因ではなく、

「もっといいやり方があるはず!」と、
好奇心と信念をもって
取り組んだ結果、成果が出た。

そして副産物として
知識やスキルが身についた。

という結果といえるでしょう。

そして、この
副産物として身につけた
知識やスキルで
さらに大きな成果が出せるという
好循環がうまれるので、

「知識があるからできる」
「スキルがあるからできる」
のように
表面上は見えているだけです。

最初の一歩は必ず
知識や能力ありきではなく
現状を受け入れずに
「もっと他に何かない?」という
ほんのちょっとの貪欲さや
知的好奇心が始まりです。

最初は小さな小さな一歩でOK!

その最初の一歩は
大きな行動では全くなく、

今使っているブラウザに
「使いやすい ブラウザ」と
入れて検索してみる、
トップに出てきた記事を
一つだけ読んでみるというような
3分でできる
行動だったりします。

毎日のその3分の積み重ねが、
1か月、
1年、
10年、
一生と積みあがっていくと
大きな変化になります。

この原因と結果を
間違えないようにしたいですね。

さて今日は、
何に知的好奇心と
貪欲さをもって
ほんのちょっとの小さな一歩を
踏み出しましょうか。

ワクワクしますね。

では今日も素敵な一日を(^-^)

大好きな沖縄でドローン使って撮影しました。ご覧いただけると嬉しいです(^-^)


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